The Place  ·  Yamanashi Uenohara

蜂のための、
土地。

From the hills of Uenohara.

ここは、
上野原。

東京の西、山梨の東。県境の小さな町の山のふもとに、
ひとつの養蜂園があります。
桂川が流れ、桜並木が続く。
高尾山へとつながる森が、町を静かに囲っています。

Four Views

上野原という、土地。

上野原の桜並木と山々
01

桂川と、
春の並木。

町の中心を、桂川が静かに流れていきます。 春になると桜が長く続き、夏はアカシアの白い房が揺れる。 町のあちこちに、蜂が訪れる花があります。 季節の入れ替わりが、そのまま蜜の味へとつながっていく土地です。

農薬の少ない山の畑
02

大規模農業が、
ない場所で。

上野原は大規模な農地が少なく、まかれる農薬もごくわずか。 蜂たちが安心して通える花が、山の裾に点々と残っています。 「農薬の少ない土地」——それは、何より蜂たちにやさしい環境。 ここで採れる蜜が澄んでいるのは、その静けさのおかげです。

蜜源植物に囲まれた蜂箱
03

桜・藤・アカシア・
栗・薮からし。

季節が移るたびに、咲く花が入れ替わる。 桜、藤、アカシア、栗、そして夏の終わりに咲くヤブカラシ。 蜂たちは町の時間を、羽音でなぞっていきます。 蜜源の多様さが、三つのはちみつの個性を生む源になっています。

山の斜面に置かれた蜂箱の俯瞰
04

蜂にとって、
静かな場所。

人の気配は少なく、車もあまり通らない。 蜂たちにとって、ストレスの少ない住処です。 静かな土地と、ていねいな手しごと。 そのふたつが揃ったときだけ、余計なものを足さずに済む蜂蜜が生まれます。

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